SKILL
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Plan & Cost
PRODUCTION SKILL
ORIGINAL SKILL
– テクノロジーを活用した空間コンテンツの企画から製作ませ行うデザインサービス
– 何をすればいいのか、情報をどう整理すればいいのかデザイナー目線の提供
CATEGORY
CASE STUDY
2022
企業エントランス
受験生を最初に出迎えるアドミッションセンター。あたたかく包み込まれる様な空間で大学の魅力を存分に感じられる映像演出でのおもてなし
東京都練馬区にある『武蔵大学』江古田キャンパスのアドミッションセンターで、「エントランスモニターの映像制作」と「ギャラリーボードのプロジェクションマッピング演出」を行いました。受験生や保護者の皆さまなど来校者が大学や入試情報を得る場として、大学の“特色”や“あたたかく出迎える気持ち”を表現することで、存分に武蔵大学の魅力に触れてもらえる場になるよう演出しました。
正門から入りすぐの1号館1階にアドミッションセンターは位置しています。柔らかなあたたかい光が差し込むエントランスのモニターの映像演出を担当しました。映像では大学のロゴアニメーションを担当し、全体的に武蔵大学で勉強に励む豊かなキャンパスライフを、想像していただきやすい演出を心掛けました。
エントランスの奥には廊下がありギャラリーボードが設置されています。5台のプロジェクターを用いて、横幅12mにも渡る投影面にプロジェクションマッピング演出を行い、来校者を出迎えます。長い廊下の左端から右端を繋ぐアニメーションを入れることでこの空間ならではの特性を活かしています。また廊下全体を使った大きな動きと、パーツごとの小さな動きを入れることで、映像にも空間にもメリハリをつけることを意識しました。映像は5種類作成し、通る度に新鮮に感じていただける構成になっています。
「ゼミの武蔵」と称される大学の特色を多種多様なテキストアニメーションとモーショングラフィックスで表現しています。ゼミの情報が記載されたボードと壁面に映像演出を加えることにより、受験生の皆さまがゼミに興味を持ってもらえるようなキッカケづくりを目指しました。
武蔵大学 江古田キャンパスには校内にミツバチ園があり小川も流れています。春に満開となる桜並木をはじめとした四季折々の顔を見せてくれる自然豊かなキャンパスは武蔵大学の魅力の一つです。映像では「自然」や「集う生き物」のモチーフのアニメーションを随所に散りばめています。それらのモチーフは幾何学図形で描き、武蔵大学の、あたたかくも洗練された印象をイメージして制作しています。来校者の皆さまに大学の魅力を存分に体感して頂き、心に残るような演出を心掛けました。
プロジェクションマッピングは立体的な造作にも投影が可能で、むしろその造作を生かす映像演出をすることが要となります。今回は楕円形のボードの厚みによって生じる影が、どの様に映像へ影響するか3DCGを使ってシュミレーションしました。影の大きさや方向などを検証しながら、映像演出の内容が影によって阻害されないように制作していきました。映像を空間的視点を交えて演出することによって映像に込められたコンセプトや想いを大切にしています。
事例名
事業主
武蔵大学 アドミッションセンター
学校法人根津育英会武蔵学園
施設コンセプト計画、MD 計画、展示企画、デザイン・設計、制作・施工、プロジェクトマネジメント:株式会社丹青社
ソフト/コンテンツ企画・制作協力:株式会社 アシュラスコープインスタレーション
撮影:御園生大地、株式会社アシュラスコープインスタレーション
Ashurascope Project Team
Planning / Direction:株式会社 アシュラスコープインスタレーション
Director:伊藤 帆香 (ASHURASCOPE) Motion Design:伊藤 帆香 (ASHURASCOPE) Graphic Design:森 桃 (ASHURASCOPE) / 伊藤 帆香 (ASHURASCOPE) Project Manager:森原 渡詞 (ASHURASCOPE)
担当者から一言
大学を受験されるフレッシュな世代の皆さまへ響く映像表現を模索するため、トレンドを学んだり学生時代を振り返ったり、悩ましくも楽しい制作時間でした!最終的にはグラフィカルな映像と、あたたかみのある空間が組み合わさり、武蔵大学ならではの演出に仕上がったと思います。実際に足を運んでいただく機会がございましたら、ぜひ武蔵大学の魅力を体感していただけますと幸いです。
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