絹糸が繋げる、八王子の魅力

桑都日本遺産センター八王子博物館(はちはく) 映像演出

2021

資料館

silk thread
connects
cultures

絹糸がつなげる、「桑都」八王子の魅力

歴史や文化を、凝縮してアピール

東京都八王子市にある『桑都日本遺産センター八王子博物館(はちはく)』で、来館者を出迎える2種類の映像演出をおこないました。
ファサードでは、幅5.5m×高さ2.5mの壁をプロジェクションマッピングで演出。
八王子の魅力が凝縮されたイラストレーションに映像を重ねることで、その魅力をより引出しました。

エントランスを入った真正面では、施設ロゴの形に切り取られた映像が出迎えます。
「四季折々編」「日本遺産編」「歴史文化編」という3つの切り口から織りなされる映像が、その先の展示のエッセンスを感じさせ、導入部にふさわしい演出となっています。

絹糸に導かれるファサード演出

幅5.5m×高さ2.5mの壁一面には、八王子の魅力がイラストレーター杉山巧さんの手によって描き出されています。
養蚕や絹が古来より盛んだった地域の魅力を表現するため、1本の絹糸が時代や場所を超えて八王子をひとつに繋げるようなストーリーとしました。

遠くても近くても楽しめる演出

当施設フロアの一番奥にあるため、施設の存在をアピールすることも、演出が担う重要な役割のひとつです。
投映される映像の位置は、遠くからも見え、近づいても高すぎないようレイアウトしました。

自然と中へ引き込まれる構成

ファサードの演出は、エントランスの方へと緩やかに繋がっていきます。演出を目で追ううちに自然とエントランスへ意識が向き、その先の導入映像も視界に入ってきます。
2つの演出が空間と融合することで、自然と足を踏み入れるきっかけを作り出しています。

ロゴと一体化した演出

施設のロゴマークは、円が繋がった8(八王子の「八」)がモチーフになっています。エントランス真正面の壁に設えられ、円形に切り取られた映像は、この場所ならではのサイネージになっています。ロゴマークごしに八王子の魅力が垣間見えるような演出で、来館者を出迎えます。

3つの視点で描き出す魅力

繭形の映像では、「四季折々」「日本遺産」「歴史文化」という3つの視点で八王子の魅力が表現されます。
ロゴ越しに八王子の魅力に触れる体験は、「展示を通じて八王子を知ってもらう」という当施設の目的そのものになっています。

事例名

事業主

桑都日本遺産センター 八王子博物館(はちはく)

八王子市

展示企画、展示デザイン・設計、展示制作・施工:株式会社丹青社

ソフト/コンテンツ企画・制作協力:株式会社 アシュラスコープインスタレーション

撮影:藤本 伸吾 (sinca)、株式会社 アシュラスコープインスタレーション

Ashurascope Project Team

Planning / Direction:株式会社 アシュラスコープインスタレーション

Director:森原渡詞 (ASHURASCOPE)
Motion Design:平澤孝子 http://tanno-keito.main.jp/
Sound Design:YO YAMASAKI

担当者から一言

各所のビジュアルで用いられているイラストは、温かく印象的で、映像演出においてもその魅力をいかすものになるよう心がけました。
八王子という土地が持つ素晴らしい歴史や文化を紐解くうちに、それらがしっかりと繋がっていることが感じられました。
絹糸によってそれらを繋げる演出が、八王子を初めて訪れる方だけでなく、八王子に住まわれている方が魅力を再発見できるきっかけになりますと幸いです。


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