
渋谷ヒカリエ 8/ CUBE 1,2,3で行われた、書家/墨作家 [ TOKA ] 桃果さんの個展にて、映像協力を担当いたしました。
7枚の連作にプロジェクションマッピングを施しました。筆致が揺れ動いたり、作品に波紋が現れたり、7枚の作品が呼応しているかのような一体感を映像で表現することで、作品と調和する静謐で優雅な世界観が生まれています。また、作品の外側にも効果的な演出を加えることで、空間に奥ゆかしくもダイナミックな印象を与えました。
書という古典的な表現方法の中にある現代性に光を当て、時代の感性に応じた桃果さんの作品に、映像を用いた躍動感やリズムを融合させることで空間に新しい呼吸や、体感型の美を生み出す演出となりました。