SKILL
SERVICE
Plan & Cost
PRODUCTION SKILL
ORIGINAL SKILL
– テクノロジーを活用した空間コンテンツの企画から製作ませ行うデザインサービス
– 何をすればいいのか、情報をどう整理すればいいのかデザイナー目線の提供
CATEGORY
CASE STUDY
2023
企業エントランス
プロジェクションマッピングを活用し 企業のミッションを伝える、 新たな魅力の社内図書館
株式会社Speee様の本社移転に伴い、新本社のラウンジに設置される社内図書館へのプロジェクションマッピング演出を担当しました。 ラウンジは従業員の方だけでなく、社外の方や学生さんなど様々な方が訪れる空間となっております。そちらのオープンスペースの中央に設置された社内図書館は、株式会社Speee様が移転前から大事にされていた社内文化になります。 今回の本社移転に伴い、社内図書館としての機能と合わせて、訪問者に驚きを与えるシアターとしての役割も兼ね備えた、新たな空間となっています。
本棚の中央に設置された木の造作と、360度敷き詰められている本に映像を投影することで、空間と映像演出が組み合わさり、高い没入感を感じることができます。本棚と映像演出が視界を埋め尽くす空間で、アナログ的な温かみとデジタル技術が共存した体験が可能になりました。企業の思いを映像で可視化することで、企業が大切にしている「本」と「ミッション」を同時に伝えることの出来る、この場ならではの演出になっています。
ラウンジには、社外の方や学生さんなど様々な方が訪れるため、ターゲットごとに映像コンテンツを制作することにしました。今回は社外からの来訪者様をターゲットにし、企業が掲げるミッションを映像で表現しました。コンテンツをターゲットごとに分けることで、それぞれのターゲットに合わせた企業の思いを、より効果的に伝えることが可能になりました。また、本棚を活用する場合とシアターを体感する場合でコンテンツを分けることで、機能性と演出性の両立を図りました。
通常時のライブラリーモードでは、図書館として利用しやすい空間演出を意識しました。中央の木の造作に合わせ、安らぎを感じる大自然の映像を投影することでより本の世界に没頭できる、居心地のよい空間を演出しています。
社外の方へ企業のミッションを伝える際には、図書館がシアターへと変貌します。シアターモードの映像演出では、本棚の照明も落とし360度のダイナミックなスクリーンを最大限に活用した音と映像の世界を体験していただけます。企業のビジョンや魅力を“体感”することによって、より心に響く演出を心掛けました。
映像演出に集中してもらえるよう、プロジェクターにカバーを設置いたしました。排気などの条件を考慮しながらも、統一感のある空間となるように工夫しています。
事業主
株式会社Speee
Ashurascope Project Team
Planning / Direction:株式会社 アシュラスコープインスタレーション
Director:伊藤 帆香 (Ashurascope) CG Designer:長浦 隆昌 (Ashurascope) / 伊藤 帆香 (Ashurascope) Technical Director:森原 渡詞 (Ashurascope) Project Manager:森原 渡詞 (Ashurascope)
担当者から一言
本棚とプロジェクションマッピングを活用した演出は、とても心躍る経験になりました。 「本棚」と「映像演出」を、どのように融合し共存させていくのかが難しい部分でしたが、今回の空間ならではの演出に仕上がったかと思います。今回のプロジェクトを通じて「本」や「言葉」について、改めて考えるきっかけになりました。ご利用する方々の新たな本や知識、人との出会いに、彩りを加えるような演出になれば嬉しいです。
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