世界を支える企業の軌跡と製品の紹介演出

日本ガイシ ID-Room TOKYO Satellite プロジェクションマッピング演出

2022

ショールーム

Thought
Meets
Technology

 

様々な“技術”と“想い”が出会う場で
人と人を繋ぐ企業紹介演出

企業との協働の場にアイキャッチとなる会社紹介演出を

日本ガイシ株式会社様の東京本部に新設された「ID-Room TOKYO Satellite」の、プロジェクションマッピング演出を担当しました。
ID-Roomは製品の展示や技術紹介、また本社の技術者ともオンラインで協議のできる場であり、パートナー企業との協働を目的とした空間となっています。その空間で、エントランスを抜けた先で来訪者を迎え入れるのが、今回担当したウェルカム映像コンテンツです。
企業への理解を促し、その後に行われる技術解説やオンライン会議をより一層、有意義な時間にして頂けることを目的とした演出になっています。

プロジェクションマッピング

企業のビジョンを可視化する

ウェルカム演出を通して最も伝えたいとご要望を頂いたことは「企業のビジョンと理念」の映像化でした。ID-Roomを訪れるパートナーへ企業の想いを届け、世界の未来を担うプロジェクトに、より良い関係性で共に挑めるきっかけとなるように意識して制作しました。

プロジェクションマッピング
プロジェクションマッピング

秘められた製品の魅力を表現

日本ガイシ株式会社様の代表的な製品をモチーフにした演出で、製品が私たちの当たり前の生活に無くてはならない、重要な存在であることを表現しています。身近であるのにも関わらず、寡黙に誠実に社会を支える製品、そして企業の魅力が分かりやすく、見る方の心へ響くように心掛けました。

プロジェクションマッピング

社会の基盤を支え続ける歴史

1919年から続く長い時間の中で磨き続けられた独自のセラミック技術で、創業より社会の基盤を支え続けた「歴史」を短い映像の中に表現しました。社会に貢献し、必要とされ続ける「功績」と「信頼」を映像の中で表現しています。

プロジェクションマッピング

手で触れることでコンテンツがスタート

センサーを導入し、オブジェクトに手を近づけることでコンテンツが再生される仕組みになっています。ご自身で映像を再生して頂くことで体験型となり、よりコンテンツへ惹きつける効果を高めています。

プロジェクションマッピング
プロジェクションマッピング

製品モチーフの造作を活かした投影

映像の投影面には、一部の製品を象徴とした立体的な造作がデザインされており、その造形と映し出す映像がリンクする演出にしています。円形を基調とした特徴的な凹凸のある壁面を活かし、映像とマッチさせることで、生活に不可欠な優れた製品と社会が密接し、一つになる様子を表現出来たらと思い制作していました。

プロジェクションマッピング

視認性を確保する投影シミュレーション

投影面に施された造形の高低差のある繊細な凹凸は、特に文字情報などの視認性を下げるため、文字を投影する位置の調整など、情報を伝達するために投影シミュレーションを重ねる必要がありました。造作の模様の立体感を生かしつつ、影が発生する箇所を3DCGを用い、見定めて視認性を十分に確保しました。

事例名

事業主

ID-Room TOKYO Satellite

日本ガイシ株式会社

企画、デザイン・設計、制作・施工:株式会社丹青社

ソフト/コンテンツ企画・制作協力:株式会社 アシュラスコープインスタレーション

撮影:株式会社ナカサアンドパートナーズ(写真)、株式会社 アシュラスコープインスタレーション(写真、動画)

Ashurascope Project Team

Planning / Direction:株式会社 アシュラスコープインスタレーション

Director:水ノ上 花奈 (Ashurascope)
CG Designer:水ノ上 花奈 (Ashurascope)
Technical Director:森原 渡詞 (Ashurascope)
Project Manager:森原 渡詞 (Ashurascope)

担当者から一言

私たちのミッションは、来場されてすぐのウェルカムコンテンツとして、演出を来場者様に楽しんで気持ちを高めて頂く事でした。最初の映像コンテンツの長さとして適した、2分半という尺に、日本ガイシ株式会社様の「歴史」「事業分野の紹介」「企業理念・ビジョン」のそれぞれ密度が高い情報量を入れ込み、うまく共存させるためにストーリー構成を慎重に進めました。
企業とお客様の繋がりを築く、一つのきっかけになれば幸いです。


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