東京・銀座の飲食店「CASA AfeliZ GINZA」にて、プロジェクションマッピングの進化系「MEDIARIUM(R)(メディアリウム)」を用いた空間演出を手がけました。
「CASA AfeliZ GINZA」は、「多種多様な空間で大人の時間を楽しめ、銀座ならではの『食時』を演出」をテーマに、華やかで繊細なスペイン料理を堪能できるダイニングスペースと、お酒のプロたちが推薦する世界各国ワイン・本格カクテルを味わえる会員制バル・シークレットルームを完備した飲食店です。
お店のこだわりである、記念日のサプライズに力を入れるおもてなしの心を、空間の各所に映像を使った演出として表現。場所ごとに違った趣で「花」を表現するコンテンツと、投影方法の違いによって、ゲストが常に新鮮な魅力を感じられるようなエンターテイメント性を散りばめました。シーンに応じて空間に調和するように、演出上のアイデアから、コンテンツ制作、スクリーンデザイン(※1)、投影設計(※2)と、音響や照明など空間に関わる要素のアドバイスを担当しました。
(※1)エントランス:アレンジメントのボックスサイズや、色、仕様のディレクション
バル:トータルデザイン
ダイニングスペースのイラスト:サイズ、密度や構成のアドバイス、額やマットの仕様のディレクション
テーブル:天板素材のアドバイス
(※2)プロジェクターの選定や、最適な取付け位置の算出
オペレーションについては、各所スイッチひとつで演出に関わる機材全て(プロジェクターと再生機、スピーカー)がオンになり、複数のコンテンツの切り替えも、キーボードに割り振った特定のキーを押すだけで可能です。内装デザインの段階から参加することで、現場の日常業務に負担を掛けない工夫をしています。
インテリアを取り入れるように、建築・映像・音楽・照明などのメディアを空間に融合することで、プロジェクションマッピングの新たな可能性を広げ、唯一無二の空間を実現することができます。