desigin CONSULTING -問題提起と解決案-

どこに相談すればいいか

最近では多くの制作会社がプロジェクションマッピングやテクノロジーを使用したクリエイティブを行っています。専門知識がないと、その技術やクリエイティブ能力の違いはわかり辛いものです。
相見積をしたが「各社金額が極端にバラバラになる。」「見積内容がわからない。」と言ったご相談を多くいただきます。
これは当たり前のことで、専門知識がない人が用意した資料で「とりあえず見積もりを」と依頼されると必要な情報がないために各社の想定のもとに見積もりがつくられます。空間の照度、オペレーションの仕方、クオリティ、体験人数などがバラバラな条件で作成されるので、極端に金額の違う見積もりが集まってしまいます。

一番いい見積もりのとり方は、その見積もり条件となる部分から考えてくれる会社に依頼することでしょう。信頼できる会社を選ぶことが大切です。
アドバイザーとして依頼して、方向性や制作に必要な条件の決定などをしてもらい、制作は別の会社というのもいいでしょう。 ではその信頼できる会社を探すのはどうすればしいいのか。
最近では「最先端」「最新」「最大級」「世界・日本初」「日本代表」「アート」「テクノロジー集団」「クリエイティブカンパニー」といった様々な謳い文句の制作会社をよくみます。しかしその中身は千差万別で比較はしづらいものです。仕事を依頼するときはそのような言葉やメディアの評価だけではなく、「自分のビジネスにマッチするか」「なにを依頼するのか」を判断することが大事でしょう。

それを知るには「真剣に依頼内容を聞いてくれる」「現状で必要なものや懸念点などのアドバイスをしてくれる」「費用とバランスが悪いなど、ネガティブな情報も教えてくれる」など仕事に取り組む姿勢で判断されるのがいいでしょう。

プロジェクションマッピング企画
プロジェクションマッピング企画

本質を見失わずに、技術を上手に落としこむ企画力

メディアリウムは、制作にも現場調整にも非常に繊細な作業が必要なため、多くの時間を必要とします。
しかし恵まれた時間を与えられたプロジェクトばかりではないのが現実。

スケジュールに合わせてコンテンツを決めなくてはなりません。制作スケジュールはもちろん、現場でかぎられた時間しか取られない場合はコンテンツと機材構成、両面での工夫が必要です。 また、新しい技術を使ったコンテンツは技術力ばかりに気を取られ、本来の目的を見失いがちです。
集客のためだけではなく、本質を見失わずに、テクノロジーの基本を理解した上で、良質な企画を進めていく力が重要です。目的を叶えられるよう初期の企画より参加させていただきます

メディアリムの基本技術であるプロジェクションマッピングは汎用性が高い

プロジェクションマッピングは「映像を立体物に投影する」というシンプルでありながらとても汎用性の高い表現方法です。
プロジェクションマッピングがどういったものか、どのような魅力があるか、どのような使い方ができるかといった知識と発想を知っていただくことで、柔軟性のあるアイディアや新しいコンテンツが生まれると考えます。これこそがメディアリウムの可能性です。

プロジェクションマッピング企画
プロジェクションマッピング企画

企画のための技術力

「建築・インテリアデザイナーとしての経験」と「グラフィックデザイナーとしての経験」を併せ持つ私たちはスクリーンとなる物体の空間的な要素・意匠を活かすコンテンツを提案することができます。

コンテンツ制作には、「グラフィック」「建築」「映像」「音」など複数の要素が複雑かつ密接に関係しています。
そのため、広範囲にわたる経験と経験値がコンテンツに影響します。一般的にこのような空間演出やコンテンツは「映像制作」「オブジェクトやセットの設計」「オブジェクトへのマッピング」「システムの構築」「機材のオペレーション」などを分業しながら、手探りで制作を進めていることが多いようです。

私たちは企画、機材設置計画、スクリーンのデザイン、コンテンツ制作を全て同時に進める事で、最高のパフォーマンスがだせるのです。様々なジャンルの業種を経験してきたからこそ実現可能な映像空間を提供します。 プロジェクトの最初から最後までの全行程を把握していることで、プロジェクト内で何が必要で何が省けるかという判断とマネジメントが可能になるため、時間的にもコスト的にも効率的に配分することができます。
また、詳細なスクリーンとの合成・プロジェクター設置計画により、同じ機材でも『さらに明るく、高解像度』なコンテンツになるので機材費を抑えられるケースも少なくありません。

メディアリウムにおける企画力とは

そこでプロジェクトの初期から立ち会い、ディスカッションを重ねながら、運営やイベント全体のなかでのメディアリウムの役割を丁寧に説明します。
効果=実施の意味のあるコンテンツのために、企画・ディレクションには特に力を入れております。

企画する中で難しいことは、予算から企画、機材、設置設計、空間認識能力、平面グラフィック、モーショングラフィック、3DCG、映像、サウンドなどといった広範囲の知識が必要で、なおかつそのような要素を同時に検討することが必要となることです。

さらに常設の場合は建築知識や条令などの知識も必要となります。
多様なジャンルを組み合わせて制作するからこそ、その知識・技術をどのように融合するべきかが企画・コンテンツの面白さにつながり、また難しい部分でもあります。今後は最新のテクノロジーについても詳しくなければ企画の意味をとらえたコンテンツを成功に導けません。

そのため当社では、全てのスタッフが制作・現場・オペレーションなどすべて知識と経験を持った上で、専門的なクリエイトをしています。
各々が総合的な知識を持った上で、それぞれ専門的立場からアイデア・企画・検証しています。 質の高いコンテンツは、企画・制作・機材・オペレーションまでの知識と経験をトータルに有するディレクターやデザイナーがいてこそ可能なレベルがあります。

情報を共有しすべての要素を同時に詰めて行くことが重要と考え、打ち合わせ・お見積・現場調査など、案件の初期段階からのご依頼をお受けしております。

プロジェクションマッピング企画