静岡県の駿府城公園で2017年8月18日(金)〜20日(日)に開催されたイベント「フェスタしずおか」にて、会場内に設置された大型ドーム状スクリーンで上映した、360°映像のディレクションを担当いたしました。
映像の中にいるかのような臨場感あふれる体感シアターの中で、かつて同立地に存在した駿府城を3DCGで再現し、現代に蘇らせました。6台のプロジェクターで半球状のスクリーン全てを3K×3Kで包みこむ高画質映像と16台のスピーカーで映像とリンクしたサウンドデザインで立体感を演出しました。
約8分のコンテンツは、SFをイメージしたモーショングラフィックから、日本の風景やモチーフに変化し、城下町から城門、天守と展開していきます。本編終了後も、現在の静岡の360°パノラマと観光地が映し出され、最後まで楽しめる内容となっています。
鑑賞者が正面方向に集中して見てしまうことが多いシアター形状のため、上方をメインに使用するシーンや、正面性がないシーン、360°駆けめぐる動きなどを意識して、半球状スクリーンを最大に活かしたコンテンツに仕上げました。